掲示板

9月1日の憂鬱(8/26記)

2022年9月29日 15時43分 [長月01]

 数年ほど前から、夏休み明け9月1日の子供たちを心配する訴えが見聞きされるようになりました。これは、2学期が始まることを嬉しく思わない子、学校への足が重い子が少なからずいるということへの心配です。長期休業開けの心境を考えると、このような気分の落ち込みは昔からあったことですが、昨今では、その論調は変わり、「命を大切に」というような深刻な訴えが多くなっています。

 本校では夏休みの終盤から陸上練習が始まることもあり、子供たちの様子の大体は把握できるのですが、やはり9月1日の憂鬱は存在するでしょう。そんな憂鬱に負けないでほしいと思う反面、耐え難い苦しさからは「逃げる」ことも一つの方法であることを、我々大人も自覚しておきたいとも思います。私たち教員は、そのような苦しさを生む要因に対峙するとともに、子供たちの心に寄り添った対応をしていかなければならないと考えています。

スレッドの記事一覧
9月1日の憂鬱(8/26記)
2022-09-29 [長月01]

 数年ほど前から、夏休み明け9月1日の子供たちを心配する訴えが見聞きされるようになりました。これは、2学期が始まることを嬉しく思わない子、学校への足が重い子が少なからずいるということへの心配です。長期休業開けの心境を考えると、このような気分の落ち込みは昔からあったことですが、昨今では、その論調は変わり、「命を大切に」というような深刻な訴えが多くなっています。

 本校では夏休みの終盤から陸上練習が始まることもあり、子供たちの様子の大体は把握できるのですが、やはり9月1日の憂鬱は存在するでしょう。そんな憂鬱に負けないでほしいと思う反面、耐え難い苦しさからは「逃げる」ことも一つの方法であることを、我々大人も自覚しておきたいとも思います。私たち教員は、そのような苦しさを生む要因に対峙するとともに、子供たちの心に寄り添った対応をしていかなければならないと考えています。