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命の大切さと感謝の気持ち

2019年7月3日 15時21分

命の大切さと感謝の気持ち

 3日、全校討論会を行いました。議題は『カモ鍋を作って食べよう』

 長月小学校では、随分と前から「カモ米」づくりを行っています。毎年カモが、自分の役割を果たしてくれているおかげで、美味しいカモ米が収穫できています。そこで、役割が終わったらそのカモをどうするか?ということを、昨年度から体験活動や学習により学んだことをもとに、討論会を行いました。6年生が中心になって進めました。

 カモを食べるに肯定的な意見、否定的な意見が積極的に出ました。

 6年生が毎日一生懸命お世話してきた、カモを食べることはできない。頑張ってきたカモをこれからも学校で飼おうよ。命の価値とカモをどう食べるか比較したら、命の方が重い。命をいただくという学びの一貫として食べてもよいと思うなど多くの意見が出て、聞いている側もどちらがよいか分からなくなりました。

 結果、半々の意見に分かれました。

 今日のこの討論会で、食べるか・食べないかを決めることが目的ではなく、意見を出し合いながら「命の大切さ」「私たちはほかの命をいただいて生きていること、だから、食べ物に感謝すること」を深く考えることが目的でした。

 低学年から高学年の子どもたちの意見を聞いていて、私は嬉しく思いました。

 なぜなら、子どもたちの心の育ちを実感したからです。

 雨が降り続き、なんとなく心が沈みがちでしたが、子どもたちの意見・考えを聞き、心は快晴となりました。

 

 放課後、先生たちで今日の授業の振り返りをしました。